下関の春の風物詩「平家雛流し神事」

下関の春の風物詩「平家雛流し神事」

Culture2019.02.21
フォトウエディングの聖地・関門海峡の下関に春の訪れを告げる行事が、3月3日(日)に赤間神宮で開催されます。その名も「平家雛流し神事」です。
 赤間神宮といえば、源平合戦の最後の決戦「壇ノ浦の戦い」で、幼いながら入水し亡くなった安徳天皇の御霊をまつる神宮。「平家雛流し神事」は、関門海峡に雛を流し、安徳天皇と平家一門の霊を慰める行事です。

「雛流し」はもともと、人形を水に流して身の穢れを祓うもので、平安時代に始まったといわれています。江戸時代には庶民の間でも、雛人形を水辺で流し厄払いや縁結びを祈願する風習が広まったとされています。赤間神宮では1966年(昭和41年)に始まりました。
 当日は、地元の保育園や小学校の子どもたちが持ち寄った「紙雛」をお供えし、神前で祝詞奏上と巫女の舞(神楽)奉納が行われます。

また、拝殿内の水庭(すいてい)に市内の句会、歌会の人々が集まり、男性は狩衣(かりぎぬ)、女性は千早(ちはや)の神事用衣装を身にまとい、「曲水の宴(きょくすいのえん)」を行います。「曲水の宴」とは、水に浮かべた杯を手に取り、お神酒を飲んで句や歌を詠む雅な儀式です。

その後、神宮前の海岸に移動し、「紙雛」を関門海峡に流します。雛流しは紙製の雛であれば、一般の方も持参して参加できますよ(プラスチック製などは不可)。神事後は雛流しにちなんだ句会も行われ、一般の方も投句できます(投句料500円)。

皆さんも関門海峡に「紙雛」を流して、清々しい春の一歩を踏み出しませんか?下関の春の風物詩をお楽しみください。

写真:赤間神宮の「平家雛流し神事」

赤間神宮「平家雛流し神事」
場所:赤間神宮拝殿(下関市阿弥陀寺町4-1)
日時:3月3日(日)13:00〜
受付12:00〜 祝詞奏上、曲水の宴13:00〜 雛流し(海岸移動)13:40〜 
投句受付14:00まで 句会入選発表16:00〜
料金:観覧無料(投句料500円)
アクセス:JR下関駅からサンデンバスで約10分「赤間神宮前」下車すぐ/中国自動車道下関ICから15分 駐車場:あり


写真2:市内の句会、歌会の人々が集まります 写真提供:赤間神宮

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